お知らせ

青苧パッド

青苧復活夢見隊:2011/11/21

青苧を使ったパッドが完成しました!

群馬のお布団屋さん、金澤屋さんとのコラボです。

触ってみた感じ、原麻がそのまま使用されているようで、しゃりしゃり感というかしなしな感というのか、いかにも涼しげな感じがします。

寝返りを打つとその軽やかな音が心地よく、野原に布団でも敷いたような安らぎを覚えます。

植物に包まれて眠るというと大げさでしょうか。

まずは試作第一号ということで、その感触や使い勝手などをモニターしていきたいと思います。

 

それにしても原麻を送って一月余り、どんなものが出来るのだろうと楽しみにしていましたが、青苧原麻をそのまま使うというアイデアがやはり良かったのだなあという気がします。

当初、こちらとしては青苧綿を使った布団を作って欲しいと思っていたわけですが、綿ではせっかくの青苧の良さが出ない、原麻を使った方が良いという金澤屋社長の言葉で方針を転換したのでした。

やはり餅は餅屋です。

 

過去にこうした商品が世に出たことはないんじゃないのかなと思います。

王さんが言っていました。

「報われない努力というものは努力とは呼べない」

 

夢見隊結成からもうすぐ4年。

ようやく生まれたものを大事に育てて行きたいと思います。

 

文化的農業

青苧復活夢見隊:2011/10/28

大江町の文化祭に合わせて作っていたテーブル敷きのアンギン織りが終わりました。

写真のテーブル中央に敷かれているものがそれです。

全部で15枚、小雨の日も冷たい風の吹きつける日もえっこらえっこら小屋の軒下でがんばりました。

 

明日、このテーブル敷きに器を載せて青苧御膳を80食限定で提供します。

今日は前日ということでお母さん方が会場準備や飾り付けなどに追われていました。

 

農業というと食にばかり目が行きがちですが、本来は衣食住全てのシーンに渡ってこそと思います。

青苧であれば葉っぱは食材に、茎の繊維は糸や着物に、皮をはいだ茎はこの度はテーブル敷きになりました。

そして秋の爽やかな気候の中で、五感を楽しませる文化的な催しになるわけです。

 

私の生活を省みるとビニールやプラスチックのごみはたくさん出ますし、食材も腐らせてしまったりして無駄のない生活とは程遠いのですが、こうして一つの作物がいろいろな役割を担っているのを見るにつけ、農業は大事だなあ、暮らしは文化だなあと思います。

 

テレビや新聞の喧騒がどこでこの穏やかな空間とつながっているのだろうと、秋の夜長、一人しみじみと思索にふけって時を過ごしています。

 

『伝統食のつどい』開催!

青苧復活夢見隊:2011/10/24

大江町文化祭で『伝統食のつどい』を開催します。
青苧料理をぜひ食べにいらしてください!

 

【日時】
平成23年10月29日(土)
1回目:午前11時~12時
2回目:午後1時~2時

 

【会費】
お一人様 1,000円
※チケットは大江町中央公民館で販売しております。
※1回目と2回目がありますので、指定してお買い求めください。

 

【場所】
大江町歴史民俗資料館

 

※詳しくはこちらをごらんください。
http://www.town.oe.yamagata.jp/modules/event/index.php?content_id=13

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